*里親になりませんか? 気になる子をクリックしてね*






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2000年12月31日

Special1*保護猫のススメ*index


猫がほしいな。猫を飼いたいな。
猫と一緒にくらしたいな。

とあなたが真剣に考えたとき。

もし血統や品種にこだわらないなら、
保護猫から家族を迎えることを考えてください。


保護猫は、道ばたや公園、あるいは不適切な飼い主から保護された猫たちのこと。
飼い主によって保健所に持ち込まれたところを救い出された子も含まれます。

日本では、個人・団体問わず、多くのボランティアさんが、
遺棄される動物を一匹でも減らすべく努力しています。

たとえ以前は警戒心の強い野良猫であっても、
飼い主に捨てられ、心に傷を負った捨て猫であっても、
十分な愛情やケアをうければ、性格が穏やかになり、
見違えるほど美しくなります。

また、必要な医療ケアを受けている子がほとんどで、
家猫として暮らしていく為の性格の把握、人慣れもされています。

ですから、どうぞ安心して、
保護猫を家族に迎えることを検討してください。


猫を保護し、里親さんを探すために、
たくさんのボランティアさんが利用しているのがこのサイト↓↓

いつでも里親募集中

↓携帯版
いつでも里親募集中 いつでも里親募集中


猫を飼いたいと思ったら、ぜひ↑のサイトをのぞいて、
相性の良さそうな子をさがしてみてくださいね!



関連記事INDEX【以下追加予定です】

かわいい保護猫から猫を選ぶメリット・デメリット 2011.2.27up
  里親さんになった方からのコメント紹介 2011.3.115.16up
かわいい里親になるための条件について 2011.3.11up
かわいい里親詐欺について
かわいい募集してるのはどんな人?
かわいい里親になるのに必要なこと
かわいい動物アレルギーについて

そのほか、こんな項目があったらいいな、というリクエストがありましたら、
コメントにてお寄せください^^

かわいい里親さんを募集している個人blog紹介

【ごめんなさい。ここも後ほど追加予定ですあせあせ(飛び散る汗)
posted by elilim at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 保護猫のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2000年01月31日

里親さんになった方からのコメント紹介。

「保護猫から猫を選ぶメリット・デメリット」をアップしたあと、
人気ブログ「What’s Michael? That's Michael!」で、
3ニャンとの楽しいハッピーライフハートたち(複数ハート)を綴っている
ぴかぴか(新しい)クマオの妻さまぴかぴか(新しい)からコメントをいただきました。

クマオ家の3ニャン、マイケルくん・レオ君・乙女ちゃんは、保護猫出身。
しかもどの子も決して子猫の時にもらわれてきたわけじゃないのですが、
現在はパパとママにデレデレに大切にされ、これ以上ないくらい、幸せに暮らしています。
クマ妻さまのblogを見て、猫との生活の楽しさを感じた方も多いんじゃないかしら。

今回は保護猫の1里親さんとして、コメントをくださっていて、
大変興味深かったので、記事に編集してみました。

・・・という記事を2011/3/11にアップしようと思っていましたが、
地震・原発事故騒動を挟んで、ずいぶん遅れてしまいました。
クマ妻さま、アップが遅くなってごめんなさい。
コメントを記事にすることも心良くご了承いただき、本当にありがとうございます^^


・・・・・・・・・・・・

まずは、メリット1、
「被毛などの容貌だけでなく、性格なども詳しく紹介されていることが多い。
 また様々な年齢の猫が掲載されている」


に対して、クマ妻さんのコメントは・・・

我が家は初めての猫生活だったし、
共働きだし、子猫を育てられる自信もなかったので大人猫を迎え入れました。

でも最初は純血種の子猫を希望していました。
ハッキリ申して今の選択は間違ってなかったなぁと思っております。
予めその猫の性格や癖(吐き癖があるとか)知り得たのは迎え入れ準備しやすかったです。

そしてelilimnさんのいうとおり、猫は大人になってもなつきます!



我が家の猫、ミナミとプー少佐は、弟夫妻が急に中国の奥地にいくことになり、
とても連れて行ける場所ではないということで、
わたしが譲り受けることになったのですが、
弟の話がまったく要領を得なくて、後々いろんなことで困りました。

クマ妻さんのニャンズの保護主さんのように、
性格や癖、そして健康状態をしっかり把握していてくれたら、
どんなに良かったろうと思います(ーー;)

クマ妻さんの3ニャン、我が家の2ニャン、ともに大人になってから、
家族に迎えておりますが、blogを見ていただければわかるとおり、デレデレです。

なので、猫を選ぶ場合、大人猫でも充分に懐くということを理解していただき、
ご自分のライフスタイル、ご家族の状況と合わせて、
子猫にとらわれずに考慮していただければ、と思います^^

ほんとそこは、全然心配ないですよ!

猫の中には、あまり人間が好きじゃないという子もいますが、
そういう子は猫が好きなことが多いので、多頭飼いの中の一匹としていかがですか、
という感じで紹介されています。
性格が事前にわかるって大事です。



メリット2
「殺処分される猫を減らすことができる」

クマ妻さま:
正直ここら辺については全く意識なかったです。。。
知ることがなかった事実でした。
里親制度を知って、我が子を迎え入れてから
初めて殺処分される仔について色々知り考えるようになりました。


辛い話題ですし、日常生活で意識することは少ないですよね。
でも知ってくださって良かった。
一人一人が出来ることは少ししかありませんが、
みんなが意識すれば大きな力になると思います。

というわけで、もし、どうしても血統猫を育てたい、ということでなければ、
ぜひ保護猫から猫さんを迎えてください。
よろしくお願いします<(_ _)>



メリット3
「費用が安くすむ」

クマ妻さま:
最初猫の購入相場がわからず、とある純血種ブリーダーさんの
サイトに10万で手厚く育て生殖し、育ててますが安くしてますとあり
問い合わせましたが、結局25万とのことでした。
驚いて一言いうと「命は安くないんだ。なんならどれだけ繁殖するのに
お金がかかったか、エアコン題から食費まで明細だしましょうか」

と言われビックリしたことがあります。

ケチるつもりはもうとう無かったのですが、
elilimnさんがいうように、購入金よりお世話代にお金を回そうと思いました。

ちなみに私のご縁あった3人の保護主様&預かり主様は
事前にかかった医療費を受け取っていただけませんでしたが、
その分季節のご挨拶で保護猫ちゃん用にと
フードをお送りするようにしています。



これは逆に私は知らない現実でした。びっくりしました。
貴重なコメントありがとうございます。

10万で広告をだして、連絡をとったら25万。
それを指摘すると逆ギレだなんて、それ絶対オカシイ・・・
すべてのブリーダーさんがそういうことをしているわけではないでしょうが、
ペット業界って、特定の官公庁によって厳しく管理されているわけではないので、
いろんな人が入り込んでいるのですね。

購入する場合、より一般的なのはペットショップかもしれません。
でもあれは、決して犬猫にとって望ましい生活環境じゃないですよね…
売れ残りはどうするの? と思うと、
とてもとても賛成はできない業種です…
動物が好きで働いている方がほとんどだと思うんですけどね…

もちろんペットショップから購入されて、
幸せになっている子もいると思います。

でも、売れ残った子が大量に保健所に持ち込まれていることや、
無理な繁殖で、虐待に近いことが行われていることを知ったら、
きっととても購入はできないですよね…
知らないから買えるんじゃないかな、と思います…



デメリット1
「たいていの猫が雑種である」

クマ妻さま:
ははっ
主人は断然雑種派(というか茶トラ派)でした。
私は純血種の美しさに惹かれたのですが、
「雑種は丈夫!」という多くの意見を結局優先しました!


わたしも血統猫で好きな猫種がいます。
おうちのない猫がいない世界に生まれていたら、
飼ってみたかったなーなんて、今でも時々思います。

でも雑種でもなんでも、家猫そのものが美しい種だなーとしみじみ思います。
だから雑種でも美しさを楽しむことは充分にできますし、
さらに丈夫なのだから、とってもお得ですね^^


デメリット2
「保護主と人間関係が生じる」

クマ妻さま:
あはは〜。
この項目を一番興味深く拝見しました〜。
特にelilimさんの
「なんとなくでも嫌な感じがしたら、自分の心の声を信じて、
猫を譲ってもらうのは辞めたほうがいいと思います。」
これ、ドンピシャだと思います〜!

「個人的に、過干渉な人保護活動に巻き込もうとする人
は要注意かな^^;と思います。」
も、同意...(笑)
我家の保護主様もとても謙虚な方ばかりです。
嫁いだ猫が幸せと知れたらそれでいいとおしゃってくれています。
向こうから連絡くることは殆どありません〜。


人間関係なので相性もあると思います。
でも、人間関係が面倒くさいからペットショップから買う、なんてのは、
もしかしたらもったいないことかもしれません。
と、クマ妻さんと保護主さんの関係を伺って、思いました^^
素敵な保護主さんたちですね^^

デメリット3
「手順が多くて大変」

クマ妻さま:
これは、我が家では家族を迎え入れる大事な養子縁組だと思って手続きしたので
何も苦に思いませんでした。
家に猫を連れてきてくれた時も、
猫初心者だったから我が家の猫準備に不備がないかアドバイス頂きたかったこともありますし。

でもこれは、その家族それぞれ温度差がありますよねっ。
一番の目的は里親詐欺だと里親様側にもご理解頂きたいものです。。


わたしは小心者なので、
「里親詐欺防止ため…あ、実際にあったことはないんですけどあせあせ(飛び散る汗)
 あ、手数多くてごめんなさいヽ(´Д`;≡;´Д`)丿あせあせ(飛び散る汗)」と
常に里親様に申し訳なく思ってしまうのですが、
里親様から見ると、大事な子供を受け入れるための儀式なのですね。
そう思うと、あわあわは良くないですね−。
猫さんと里親さんのためにも、できる限りちゃんとしよう!
と反省しました。


・・・・・・・・・・・・

いかがでしたでしょうか。
記事というよりは、クマ妻さんのコメントと共に、
自分のことを語ってしまってますねー。
でもこのエントリは、ちょっとしたコラム的な気分で差し挟もうと思ったので、
こんなもんかもしれません^^

保護猫から猫をもらおうと考えている方の参考になりましたら幸いです。

そして、この企画では、みなさんの経験談をお聞かせいただければ、とても嬉しく思います。
気軽に書き込みしてくださいね^^ 待ってます^^
posted by elilim at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 保護猫のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保護猫から猫を選ぶメリット・デメリット

まずはメリットから。

被毛などの容貌だけでなく、性格なども詳しく紹介されていることが多い。
また様々な年齢の猫が掲載されている。


ペットショップで成猫を購入することはできませんが、
飼育経験や、生活環境によっては、目のはなせない子猫より、
おちついた大人の猫が向いているケースもあるはず。
例えば、お留守番するときにいたずらの少ない猫だと助かるな、とか、
猫を飼うのは初めてだから、落ち着いた人なつこい子がいいな、とか。

大人になってから飼いだしたから懐かない、ということはありません。

赤ちゃんのうちから人間に飼われていても、
人にかまわれるのが好きじゃない猫もいます(うちの実家のみーこのように・・・)
猫が懐く懐かないは、子供のころから飼っているかどうかより、
猫の性格や、環境、飼い主との相性によります。


殺処分される猫を減らすことができる。

日本では、年間10万頭の犬・24万頭の猫が殺処分されています。
そのこと自体も悲しむべきことですし、
その殺処分に自分のはらった血税が使われているのかと思うと・・・むにゃむにゃ。
概算ですが全国で年間350億円もの税金が動物の殺処分に充てられているといわれています。
また、殺処分に関わる保健所の職員さんや獣医師の方の精神的負担を考えても、
一日も早く飼育されなくなったペットの殺処分なんて行為はなくすようにすべきです。



費用が安くすむ。

保護猫を譲りうける場合でも、医療費の負担を求められることはあります。
が、ペットショップから購入する・ブリーダーから譲り受ける場合より、遙かに安価です。
安価だからおすすめ、という単純なことではありませんが、
猫一匹でも一生(約10〜20年)世話をしていくとなると、それなりに費用がかかります。
以前、100円ショップで、「うちはペットに贅沢させないの」といって、
質のひどい餌を購入していく家族をみたことがありますが、
連れていた犬は高価そうなマルチーズでした。
カット代はどうするんだろう^^;
血統種の飼育を否定するわけではありませんが、
限りあるお金の使い方としては、購入よりもお世話にお金をかける方が
より良いものであろうと信じます。。。

医療費負担については、「条件」の項目で詳しく書こうと思っていますが、
その猫さんの保護の経緯や健康状態によって、金額は異なると思います。
目処としては、5,000円から、最高でも30,000円程度ではないでしょうか。


費用については、残念なことに、

行き場のない猫をもらってあげるのに、お金を払わなくてはいけないの?
もらい手がなくて困ってんじゃないの?
もらってもらえるだけでもありがたく思ったら?

と考える人もいらっしゃると思います。
保護猫の里親捜しは、決して「厄介払い」ではありません。
「飼うことはできないけれど、幸せになって欲しい、大切な猫」だからこそ、
しっかり医療ケアをするのですから。

この考え方の人は、動物保護活動をしている人にとっては
一番困るタイプというか、関わりたくないタイプかも^^;
たぶん、見えている世界がまるで違うので、議論にすらならないと思います。ハイ。

費用の負担を求めない保護主さんもいます。
そのあたりは保護主さんによって違いますし、
猫を保護した経緯によっても違うと思いますので、
事前に金額や内訳、領収証を確認するなどして、
ご自分が納得できる保護主さんから譲ってもらうのが一番です。



つぎに、デメリットです。

たいていの猫が雑種である。

血統猫やMIXであっても血統猫の血がよく出ている子も時折います。
が、ほとんどの猫がごく普通の雑種です。
ブリーダーが売れ残った猫を放棄したり、
悪条件で繁殖された子が保護されたりといったことも稀によくありますが、
基本的には、血統種をお探しの方には向いていないと思います。


保護主と人間関係が生じる。

まったく知らない人と、猫だけでご縁がつながるわけですから、
デメリットとは言えないまでも、不安要素ではあると思います。

動物好きで保護活動をしてしまう人と、そこまでは考えていない人とでは、
考え方に大きな差があることも多く(というか、あるんですが)、
そこを心配されている人も多いのではないでしょうか。

猫も人も型にはめられるものではないように、
猫探し・里親募集にもこれが正解!みたいなテンプレートはありません。

なので、メールや電話でのやりとりの中で、
この人とは関わりたくないな、と思う要素が少しでもあったら、
そこまではっきり思わなくても、
なんとなくでも嫌な感じがしたら、自分の心の声を信じて、
猫を譲ってもらうのは辞めたほうがいいと思います。

個人的に、
過干渉な人
保護活動に巻き込もうとする人

要注意かな^^;と思います。

保護主さんが里親募集に条件をつけるように、
里親さん側にも選ぶ権利があります。
不安な要素があったら、遠慮無くお断りしてもいいのです。

でも、良識のある、良い保護主さんだったら、
猫好きの遠い友人ができた、と思って、
「時々猫の写真を送ってほしい」くらいの要望は、
許してほしいと思います。というか許してください;;

※1年に1〜2度、写真付きで猫の写真を送って欲しい、という条件は、
 里親詐欺の予防策でもあります。



手順が多くて大変。

気に入った猫を探して、保護主さんのお宅に伺ってお見合い、
その後もやりとりをして、やっと猫が来るとおもったら、
保護主までやってきて、さらに身分証の提示や、誓約書への署名・捺印も求められ…と、
保護猫を譲ってもらうのはかなり大変ですよね。。。

お見合い・お届けのための訪問・身分証確認・誓約書署名などは、
すべて里親詐欺の予防のためのものです。
なので、決して省略されることはありません。
ごめんなさい。
ご理解ください<(_ _)> 

里親詐欺についても、また別項に詳しく書きたいと思っています。


posted by elilim at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 保護猫のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2000年01月30日

里親になるための条件について


「いつでも里親募集中」を見ると、里親さんに、
【猫を譲渡するための条件】をたくさん出している募集を多く見かけます。

見る方からすれば「なんでこんなに??」とぎょっとするかもしれません。

かくいう私も条件をたくさん出す方なのですが、
「こんなにいろいろ言って、里親希望さんがあらわれなかったらどうしよ;;」
と不安になりつつ。
「条件減らして里親詐欺にひっかかったら、後悔だけじゃすまない;;」
と確実な里親さんを探す決意を新たにするという感じ。
日々心が揺れます。

この項目は、不安に揺れつつ里親募集をする保護主さんと、
条件の多さに不安を感じていそうな、里親希望者さんのために作りました。


これ↓は、実際に私が里親さんを募集する際に掲載した【条件】。

★終生家族としてかわいがっていただける方
★完全室内飼育にご同意いただける方
★脱走防止に十分な配慮をいただける方
★ペット飼育可住宅にお住まいの方
★猫の飼育について、家族の同意を得ている方
★猫が病気や怪我をした際、適切な医療ケアを約束してくださる方
★年に1〜2度、負担にならない範囲で、写真付きで様子を知らせてくださる方
★アンケートと誓約書の記入・捺印に同意してくださる方
★身分証の提示に同意してくださる方
★携帯電話・携帯メールからの連絡はご遠慮ください。
★飼育環境の確認もかねて、猫は必ずお届けに上がります。


これらには主に、

1. 譲渡される人の飼育環境やペットに対する意識の確認
2. ひやかし・里親詐欺の予防

の2つの意味があります。
保護主さんによって、言い回しが異なりますが、
まあだいたいこんなものだろうということで、
一つ一つの項目について見ていきたいと思います。


【終生家族としてかわいがっていただける方】

誤解を恐れずにいいますが、
猫を飼うことはそれほど難しいことではないと、わたしは思います。
ほとんどの猫は小さな、おとなしい生き物です。

でも、だからこそ、終生飼育は最低限の条件であると思っています。

長く飼っていれば、病気や怪我をすることもありますし、
年を取れば介護が必要になったりもします。
そうなればお金もかかりますし、手間も暇もかかるようになるでしょう。
人間側が病気になったり、仕事を失ったりするかもしれません。

しかし、最後まで責任をもって家族として面倒を見る、という覚悟があれば、
ほとんど大抵のことは乗り越えられます。

猫を飼うためにいちばんに必要なことは、その覚悟かもしれません。
終生飼育と改めてお願いするのは、
もちろん実際に天寿を全うするまで、猫を見守っていただきたいからですが、
覚悟をしっかり持ってもらうという意味合いもあると思います。

本当の本当に現実として考えた場合、厳密に約束できないことだと思うんですよね・・・
(個人的な考えですが、猫にしても人間にしても、確実なことは何もないと思っていますので)

今日突然、不慮の事故で死んでしまうことだってあり得るわけで、
そういう時、親戚や知人に猫を確実に引き取ってもらえない人は不可、
とまでは、わたしには言えません。
(そういう譲渡条件を出している人もいると思います)
でも、もしもの時のことまで考えて欲しい、
とは思っていますし、お願いもしますけどね。

この条件が一番求めているのは覚悟、なんだと思います。



【完全室内飼育にご同意いただける方】
【脱走防止に十分な配慮をいただける方】


何故、完全室内飼育を約束していただくかと言うと、
もちろん猫の安全のためが一番の理由ですが、
世の中には「猫嫌い」という人もかなり多くいまして、
そういう人たちに迷惑をかけないためでもあります。

昨年行われた内閣府の「動物愛護に関する世論調査」によりますと、

【ペット飼育の好き嫌い】は、

・好き(大好き+好きな方)72.5%
・嫌い(嫌いな方+大嫌い)25.1%


で、つまり4人に1人はペット嫌いな人がいるわけです。
実はわたしはこれを見て、予想よりもかなり多い割合に本気でびっくりしました。

同じ調査の、【ペット飼育による迷惑】という質問の回答は、

・散歩している犬のふんの放置など飼い主のマナーが悪い(55.9%)
・猫がやって来てふん尿をしていく(37.8%)
・鳴き声がうるさい(31.7%)


となっており、ペットに対する嫌悪と、
飼い主に対する嫌悪が、同時に発生してることがわかります。
また、糞尿被害に対しての反発がとても強いです。

つまり何がいいたいかというと、
外での行動を飼い主が管理することのできない猫の場合、
完全室内飼育以外に周囲への迷惑を防止する策はないということです。


猫嫌いの人に、猫が迷惑をかけることで、
野良猫や野良犬の虐待、毒餌の散布などを誘発することもあります。
人間同士のトラブルに発展した場合、和解は相当難しくなります。

動物を家の中に閉じ込めておくなんてかわいそう、と
完全室内飼いを否定する人もいますが、
残念ながら現在の日本では、都会・田舎を問わず、
動物が外で暮らせるすき間はほとんど残っていません。
【完全室内飼い】は必ず守ってくださいね。

そして【脱走防止】は、【完全室内飼い】とセットです。

以前は、猫の半外飼いは普通のことでした。
それに加えて猫は野生が強く残っているから大丈夫、と
脱走について軽く考える人もいますが、
家の中だけで飼われている猫は、外で生きていくために必要な経験もなにもありません。
自動車事故や、餓え・乾き、寒さ・暑さ、病気など、死に直結する危険ばかりですので、
決して軽く考えないでください。



【ペット飼育可住宅にお住まいの方】
【猫の飼育について、家族の同意を得ている方】


こちらも最低条件になります。
持ち家の一戸建てか、ペット飼育が管理規約で許可されている物件にお住まいの方にしか、
猫の譲渡はできません。

家族の同意については、これは必ずお子さんも含めて、
同居する全員に確認してください。
↑に書いたとおり、4人に1人がペット嫌い、
この中には、糞尿被害にあったなど、理由があることもあれば、
特に理由はないけれど、どうしても猫を好きになれない、という人もいます。
お子さんが、実は猫は好きじゃない、という事も十分あり得ます。

また、猫が好きでも動物アレルギーということもあります。
最近のお子さんは、強度のアレルギーを持っていることも多いので、
もしお子さんがアレルギー体質でしたら、
同意とともに、必ず事前に病院で検査をしてください。

アレルギー検査は、もしすでに何らかのアレルギーが発症している場合は、
まずはその診療科目(皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科など)で相談するのが良いと思います。
これまで症状のない方の場合は、行きつけの内科病院に相談するか、
アレルギー科のある病院で検査してもらうことが出来ます。

猫を迎えてから、家族が動物アレルギーだったから返したい、
引き取ってもらえないなら保健所に連れて行く、
という話は残念なことに非常に多いです。
これはもうホントに動物アレルギーだったら、しょうがないことではあるんですが、
保護主さんのがっかり感、環境の変化が続くことによる猫のストレスを考えると、
はんぱなく困ることです。。。
しかも半分脅しだてるし。。。

事前に検査できることですので、必ず確認をお願いします<(_ _)>

それから、お子さんの場合、本人は大丈夫でも、
仲の良いお友達が強度の動物アレルギーだったりしますと、
遊びに来ることはもちろん、教室でいっしょにいることも難しくなることがあります。
そういうこともしっかり話し合っていただければと思います。

・・・・ということを書いていたら、
動物アレルギーについても別項設けた方が良さそうな気がしてきましたので、
また改めて書きますね。


【猫が病気や怪我をした際、適切な医療ケアを約束してくださる方】

なにも特別なことではなく、
年に一度のワクチン接種(初回の場合は一ヶ月後にもう1回摂取)の他、
猫が怪我をしたり、具合が悪くなったとき、
病院に連れて行ってくださいというお願いです。
子猫の場合は不妊手術も含まれます。

世の中には、「動物に贅沢をさせない」「ペットにはお金をかけない」
と言って、ペットが病気になっても、怪我をしても、放置する飼い主がいるのです。

きちんとした里親さんには逆の意味で誤解されたりするかもしれませんね。
どこまで完璧に面倒を見ればいいの!? と。

でもペットが病死したにも関わらず、
「自然死だった」とうそぶくのような人も本当にいるので(!)
事前に言葉にして確認しておくことが大事なのです。
どうぞご理解ください<(_ _)>



【年に1〜2度、負担にならない範囲で、写真付きで様子を知らせてくださる方】
【アンケートと誓約書の記入・捺印に同意してくださる方】
【身分証の提示に同意してくださる方】
【携帯電話・携帯メールからの連絡はご遠慮ください。】
【飼育環境の確認もかねて、猫は必ずお届けに上がります。】


このあたりから、しっかりした里親さんに猫を渡したい、という意味合いとともに、
ひやかし・里親詐欺の予防も含まれてきます。

里親詐欺とは、
・虐待目的で動物を集めている
・動物実験業者、三味線の皮革業者などへの転売目的で引き取る
・有料で里親捜しを手伝うといって金を集め、動物を預かったらそのまま放置するか、遺棄する

ような人たちで、
特に下2つは金銭的な利益目的で、他人をだまして収入を得るという観点からも、
立派な詐欺行為に当たります。
虐待目的は言わずもがな、犯罪です。

昨年2010年にも、名古屋で20代男性による猫の虐待が発覚しました。
インターネットの里親募集サイトなどを通じて、
少なくとも10匹は子猫を集めていた…ということはだまされた被害者がいるということです。
(そのうち2匹は、この男性の対応に疑問をもった保護主が取り返したそうです。
 眼球の出血や深爪などの虐待跡が見つかったことから、
 警察に被害届を出し、そのことから事件が発覚しました)

この男性は、猫の死体を部屋の窓から投げ捨てたり、
また部屋の中が異様に汚いなど、
かなり精神を病んでいるようにも思われますが、
新聞記事などを読む限りでは、
自分の犯罪を隠そう・軽く見せようとしており、
正常を装うだけの正気は残っていたのではないか、と思います。

私は、実際の里親詐欺の被害にあったことはないのですが、
お金のありそうなところに食いついてくる怪しげな人たちのことは知っています。

ああいう人たちが本気で騙しに来たとき、
普通の人間が太刀打ちできるのでしょうか。
私は自信がありません(;´ρ`)

ですからハードルを上げて、予防線を張ります。

彼らは、連絡先や氏名などを特定されることを避けますし、
尻尾をつかませまいと行動しますから、
・身分証の提示
・自宅への訪問
・誓約書への捺印

を渋る人は、里親詐欺の疑いを持っていいと思います。


・携帯電話でのみの連絡は不可

というのも、里親詐欺を防ぐためには有効だと思います。
ただ、最近は固定電話を引かない人も多く、
インフラ的に確かに固定電話にメリットがないなーとわたしも思うので、
そういう方の場合は、住所が記載された身分証の提示で代替できるのはないかと思います。

よく知らない人に、ご自分の身分証を見せるのは不安、という方もいらっしゃるかも。
お気持ちもわかりますので、
保護主さんの身分証も同時に提示して、お互い確認するようにしてはいかがでしょうか?

ただ、身分証は提示にとどめ、コピーはとられないようにしてくださいね。
個人情報はうっかり流出すると本当に怖いですからね^^;


また、不安と言えば、自宅に訪問されるのが不安という人もいるかもしれません。
(お届け時のことです)
私もお見合いのためとはいえ、自宅に知らない人にあがってもらうのは、
怖いし、不安なのでよくわかります^^;

事前にメールでその不安を払拭すべく、やりとりをして、
大丈夫そう・・と思ってからお見合い日時を設定するわけですが
当日、玄関先でお会いした人が、
ちゃんとした人、普通の人だったときの安堵感ははかりしれません。
って大げさかな^^;

でも、だからこそ、一度は実際にお会いしてよく話し合い、
信頼できる人かどうか見極めるのが、お互いに大切なことだと思っています。


・年に1〜2度、負担にならない範囲で、写真付きで様子を知らせてくださる方

というのも、里親詐欺への予防策です。
虐待目的にしても、転売目的にしても、
1年後・2年後の写真を撮って送るなんてことは約束できませんから、
後ろ暗い人はなんのかんのと言ってきます。
単に、猫が元気にしているか知りたい、ということではないのですよー。
いえ、様子がわかればものすごく嬉しいですが!!

・保護猫にかかった医療費の負担

を求めるのも、里親詐欺にひっかからないための方策として有効です。
特に転売目的の里親詐欺の場合は、金銭目的ですから、
かなりの予防策になると思います。

猫を保護し、里親さんを探す、という活動を継続して行っている保護主さんの場合、
医療費の負担を求められるケースが多いと思いますが、
実際に万単位でお金のかかることでもあります。

↓はわたしがお世話になっている病院の場合ですが
(2カ所にお世話になってます〜!)
金額のご参考までに。

【野良猫を保護した時に行う基本的な医療ケア】

・検便(寄生虫などの検査のため):1000〜1500
・猫ウィルス検査(FIV・FeLV):3000〜5000
・ワクチン(3種の場合):3000〜5000を2回
 ※初年は、初回の一ヶ月後にもう一回摂取することが推奨されてます。
・避妊去勢手術:10,000〜30,000(入院・麻酔費用などの諸費用含む)
・ノミ・ダニの駆虫:1000〜1500
・初診料:500〜1000

だいたい平均して20,000〜30,000なのではないかと思います。
(避妊去勢手術代は♂♀、病院ごとに異なります)

意外と高いので驚く方もいるかもしれません。
実際にはこのほかに餌代などなどかかりますけれども、
病院への交通費や冷暖房費まで負担を求める保護主さんは少ないのじゃないかな。

どうぞご理解いただきたいと思います<(_ _)>



・・・と長々述べてきましたが、
なんでこんなに条件が多いの? という疑問に答えられているでしょうか(;´ρ`)
それぞれの項目の解釈について、間違いや説明不足などありましたら、
コメントでガシガシ指摘してくださいね!
posted by elilim at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 保護猫のススメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする




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